採寸
現在の部品の位置関係を把握する為にフォーク径、フォークオフセット、フォークピッチ、キーシリンダ位置角度、ライトステーフレームがある場合はその取付部寸法、フルカウル車だと車体側のカウリングとのクリアランス、ハンドル切れ角など必要に応じて採寸します。 |
↓ |
設計
トップブリッジやアンダーステムはフォークやホイールの変更に伴う、フォーク径、フォークピッチ、フォークオフセットの変更などを盛り込んで設計します。
バーハンドル車ではハンドルポスト、メインキーがトップブリッジに角度を付けて着く場合はキーシリンダステー、メーターステーやカウルステーが必要なら製作する各部品を設計していきます。
外観デザインに関しては、機能上問題ない範囲で希望に沿う様に打ち合わせをして決めます。 |
↓ |
↓ |
製作
トップブリッジ、アンダーステムなどはマシニングセンタで加工します。
設計した図面に合わせてCAMでプログラムを作成し、工作機械に転送、外形の輪郭加工や肉抜きのポケットミル、穴あけ、タップ加工を行ないます。エンドミルやドリル等を使用します。
フォーククランプ部やステムシャフト圧入部など高い精度が必要な部分は、ボーリングヘッドを使用してボーリング加工を行ないます。
ステムシャフトやカラー等の丸い物は旋盤で加工します。 |
加工
加工して対処する部分は図面に合わせて既存の部品への追加工を行ないます。切削や溶接等をします。 |